松任(まっとう)高校サッカー部は、「サッカーを学び、サッカーで学ぶ」「全員サッカー・フェアプレー・セルフコントロール・自立、そして、誰からも信頼され、誰からも応援される人間の追求」をコンセプトに取り組んでいます。

2007年10月5日金曜日

目標を本気で持つ

「目標を持つのは当たり前」「目標は本気で持とう!」「そして頑張る!手を抜かない!」「本気で取り組むと必ず目標に近づく」「サッカーだけでなく全てにおいて」
中村忠さん(現JFAナショナルトレセンコーチ、元日本代表・ヴェルディ所属)の講演での話を紹介します。
中村さんが現役の時の話として、「カズ選手は、練習で絶対に手を抜かない。コーチが抑えろと言っても競争するほどだ。」、「川口選手は、1センチ手を伸ばすために練習だけでなく食事や生活の全てをコントロールしている。」、「ヒデは、日本代表のバス移動中もイタリア語や英語の勉強をしている。」、トッププレイヤーは、1分1秒を大切にして努力と勉強をしていることを話してくれました。
何気なく聴いていると「なるほど、そうなんだ」で終わってしまいますが、人の話も「本気」で聴くことが大切です。話の聴き方次第で、自分の栄養になったり、栄養にならなかったりします。「よく聴くよく観る」これはサッカーでも学校でも社会に出ても同じです。人の話に耳を傾け敏感に感じて自分の栄養にしましょう。栄養は確実に蓄積され高いパフォーマンスとなって発揮されます。この差は大きいと思います。
さて、もう一言・・・。中村さんは現役時代、チーム練習とは別に自分で工夫して練習をしていたそうです。身体は柔らかい方がいい。そのためには練習時のストレッチだけではなく、お風呂上りにも行う(怪我の予防、1センチに競り勝つために)。試合のビデオを観て自分のイメージと違うプレーがあれば自分で練習する。自分で時間を作って練習する。
今回の中村さんの話から、よい選手よい人間になるには、「本気で取り組む」ことの大切さを学ぶことができました。
「サッカーを学び、サッカーで学ぶ」

0 件のコメント: